眠りが浅い・明け方に目が覚める人必見!東洋医学で“静かな夜”を取り戻す方法

「明け方に目が覚めてしまう」「夜中に考え事が止まらない」

――そのような夜を過ごしていませんか?

ぐっすり眠れないと、前日の疲れも抜け切らないので、心身ともに重だるく感じますよね。

特に50代以降になると、ホルモンバランスや自律神経の乱れにより、眠りの質が変わる方が多い傾向があります。
東洋医学では、こうした「眠りが浅い、明け方に目が覚める」状態をどのように考えるのでしょうか。

東洋医学で見る「明け方に目が覚める」原因

今回は、睡眠について、東洋医学の基本的な考え方である「陰陽論」からみていきたいと思います。
陰陽論では、自然界に存在するすべてのものは「陰」と「陽」に分けて考えることができます。

「陰」は冷やす・静めるような働きを、「陽」は動かす・温める・活発にするような働きを持ちます。

この陰陽論では、身体の陰と陽のバランスがとれているときが心身ともに健康な状態と考えます。

陰が足りないと夜に“休む力”が働かない

陰陽論は1日、1年の中にもあり、1日の中において朝昼は「陽」、夜は「陰」と考えます。

それなので、睡眠をする夜は「陰の時間」にあたります。


先ほど身体の陰と陽のバランスがとれているときが心身ともに健康な状態とお伝えしましたが、良質な睡眠をとるには、身体の陰と陽のバランスがとれていること・・・特に「陰」が十分に足りていることがポイントになります。

しかし冷えや疲労の蓄積、睡眠不足などにより「陰」が不足すると、心身ともに落ち着いたりリラックスすることができなくなり、夜でも頭や体が活動モードのままになり、その結果、睡眠が浅くなったり、明け方に目が覚めてしまったりします。
それにより「眠ってもすぐ目が覚める」「頭が冴えて眠れない」という状態が起こりやすくなるのです。

また、ストレスや考えすぎ、ホットフラッシュなどで「火(陽)」のエネルギーが強くなりすぎると、相対的に陰が弱まってしまい、眠りを妨げてしまうこともあります。

「陽」が強まると、そのぶん「陰」が弱まってしまい、よけいに眠りにくい体質になってしまいます。

これを改善するには、「陰を補う=体と心を静める」ケアが大切です。
東洋医学では、無理に眠ろうとするのではなく、体のバランスを整えて自然に眠れる状態をつくることを重視します。

陰を補って眠りを整える3つの方法

眠りが浅かったり、明け方に目が覚めてしまうときは、心も体も少し緊張している状態です。
そのようなときは、無理に眠ろうとせず、陰を補いながら「ゆるめる時間」を持つことが大切です。
そこでここでは、陰を補うことのできるおすすめのセルフケアを3つご紹介します。

1. ゼラニウムなどのアロマで陰を補う

ゼラニウムやローズ、ベチバーといったアロマには、陰を補う作用があるので、心に落ち着きをもたらせたり、イライラを鎮めたり、眠りを促す作用があります。
寝る前に香りを感じたり、オイルマッサージなどをすると、夜にリラックスして、眠りやすい状態へと導いてくれるでしょう。

ゼラニウムには皮脂のバランスを調整する作用もあるので、スキンケアにもおすすめです

2. お灸で体のめぐりを整える

お灸は体の中の「巡り」を促したり、自律神経のバランスを調整する作用などがあります。
特に足首の内側やおへその下、腰にお灸をすると、その温かさからリラックスして「気づけば眠っていた・・」なんてこともよくあります。

お灸には匂いや煙の有無、温かさの度合いなどによって様々な種類があるので、自分に合うものを選ぶことがポイントになります。お灸にご興味ある方は気軽にお問い合わせください^^

3. 夜は静かな時間を過ごす

夜にスマホやテレビを見続けると、なかなか頭が落ち着くことができないので、良質な睡眠がとりにくくなります。
寝る1〜2時間前にはなるべく画面を見るのを控えて、夜のリラックスタイムを持つようにしましょう。

ノンカフェインの温かい飲み物を飲みながら、読書したり、音楽を聴いたり、物思いにふけってみたり・・寝る前にゆったりした時間を持つと、そのまま静かに眠れるようになるケースが多いです

どれも良質な睡眠をとるためにおすすめのセルフケアになります。
続けていくうちに、少しずつ眠りのリズムが整い、朝の目覚めも変わっていくでしょう。

実際に改善した方の声

「最近ずっと不眠で悩んでいたけれど、寝る前にお灸を取り入れたら朝まで眠れるようになった」

「寝る前にアロママッサージをやる習慣をつけたら、香りに癒されてリラックスできるようになった」

これまでのクライアント様たちからは、このような声も多く寄せられています。
眠りは“頑張るもの”ではなく、“整えるもの”。
体の声を少し聞いてあげるだけで、睡眠の質はぐっと変わっていきます。

アロマの香りに癒されながらお布団に入ってみる・・・とても幸せ気分になりますよ^^

自然体の私に戻る、静かな時間を

眠れない夜や、心落ち着かない日が続くとき・・
それは「少し立ち止まってもいいよ、休んで良いんだよ」という体からのサインかもしれません。

そのようなときは、頑張ることをいったん手放して、
本来の“自然体の自分”に戻る時間を持ってみませんか?

当院では、東洋医学の考えをもとに、
心と体のバランスをやさしく整える施術を行っています。

  • ささない美容鍼(ディエンチャン) … 一般的な美容鍼と異なり、「ささない」施術ですので、痛みや内出血の心配がありません。顔への心地良い施術ですので、受けている間に眠りにつく方も少なくありません。
  • 備前百会灸(びぜんひゃくえきゅう) …頭のてっぺんにある万能ツボ「百会」をじんわり温めます。自律神経のバランスを整えたり、気持ちを落ち着かせる作用が期待できます。
  • アロマトリートメント … ふんわりとした優しい香りとタッチで、深い呼吸、そして眠りへと導いていきます。
優しいタッチで、呼吸に合わせたゆっくりとしたトリートメントをいたします

いずれの施術も、強い刺激を与えるものではなく、
ゆるやかに心に働きかけるような、やさしい施術を大切にしています。

「最近、眠りが浅い」「なんとなく疲れが抜けない」
そのようなときは、どうぞ気軽にご相談ください。

静かなひとときの中で、
あなたが“自然体の自分”に戻るお手伝いをさせていただきます。

*初めての方限定メニュー詳細はこちらよりご覧ください

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